ハンドメイドの楽しさを少し取り戻した話

趣味

どうも、まんますです。
ちょっと脱ポンコツしました。

とにかく今週はポンコツだったのですが、少し持ち直しました。

ポンコツを受け入れる

Twitterであるコメントをいただきまして、ちょっと力が抜けたというか今週のポンコツに諦めが付いたというか。気持ちが少し上向いてきました。

今日完成させるつもりの物があったのですが、今日完成させなくてもいいやと思ったのです。
ごろごろする時間は今日も多かったですが、ハンドメイドの制作時間が3時間くらい取れました。

今作っているのは最近ブログに載せているバッグとは別の布小物です。ちょっと何人かに渡したい物がありまして。

単純作業に没頭する楽しさ

突然ですが、私は制作過程で裁断が一番嫌いです。型紙がずれたり、生地によっては伸びたり解れたりするし、ここで型紙に正確に裁断したかで後々の工程の楽さが変わります。

で、そんな嫌いな裁断を9個分やる必要があって気持ちが重かったのですが、いつもとやり方を変えてみました。
いつもは生地がもったいないので大きな生地のまま裁断を進めるのですが、今回は粗裁ちといって最初に少し型紙より大きく裁断して、その後型紙通りに裁つというやり方にしました。

ついでに量産する時にやる方法である複数枚重ねて裁断もやってみました。
(量産ってやったことないので今までは一枚一枚型紙通りに裁断していました。)

カッターも通常使う普通のカッターからずれにくいローラーカッターにして(刃も新品に替えた)、合い印を入れる時はまた別のカッターにして・・・とにかくストレスなく楽に楽にできるやり方にしました。

昨日今日と試作をしたので手順は頭に入っているし、まとめて作ると同じ工程をひたすら繰り返すので頭を大して使わないので進む進む。無心でただ単純に手を動かせば形ができてくる。

ああ、私が求めていた作品作りの感覚が戻ってきたと感じました。

ハンドメイド作品の制作をしている時は余計な思考がなく、ただただ作業ができるのが好きなのです。
好きな音楽や、オーディオブックで小説を聞きながらでも内容が頭にちゃんと入るくらい手作業は自動的にできている。そんな状態で制作したのは久しぶりでした。

消えた楽しさの理由がわかった気がした

私のハンドメイドは長らく熟考しながらの作業になっていました。
新しい型紙に挑戦して、布合わせやパーツ選び、作り方に悩み、失敗しては解いて、作品が出来ても当たり前だけど全部が売れるわけじゃなくて。

改善することは好きだから新しい方法を探るのもありだけど、私がハンドメイド作品の制作に求めていた楽しさってそうじゃないのかもなーと思いました。

小さい時に本に従ってひたすら作っているときは楽しかった。今も図案通りに作れば良い刺しゅうは楽しい。
でもバッグ作りは始めた頃より楽しくなくなってきていて、それってオリジナル作品をなんとか作ろうとしているからなんだろうなと。

技術を上げようと思って教室で一から新しい作品を作ろうとしたり、教室に通っているなら既存の型紙に頼るなんてとムキになっていた部分があったけど、私には既存の型紙を使ったり、一度作ったオリジナル作品を黙々と作るのが合っているんだろうな。

ちょっと楽しいハンドメイド制作の姿が見えた気がしました。

いかに単純化してストレスなく制作が出来るかがポイントだなー。

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